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ポンプ車 操作要領

◆ 無圧水利を利用する場合

~ 防火水槽および川・池などの自然水~

吸水準備

  • (下記画像はスライドショーになっています。 緑枠内の⇒をクリック(orタップ)して下さい。)
r0012606.jpg r0013041.jpg① キャブ内のe-モニタメインスイッチを 『ON』 にします。 ※ 現場到着直前に 『ON』 にしておけば、液晶モニタの起動時間を短縮できます。 r0013042.jpg② 現場到着後、パーキングブレーキを確実にかけ、チェンジレバーをニュートラルにします。 ※この後、P.T.O スイッチを 『ON』 にして下車します。 r0013103.jpg③ タイヤの前後に必ず車輪止めをします。 r0012641.jpg④ 吸管を降ろし、車両後方へねじれを戻しながら延長します。 r0013016.jpg⑤ 吸管ロープをかけて、水中に吸管ストレーナを降ろします。 ※ 吸管ストレーナが水底に接しないように吸管ロープで深さを調節すること。 r0012640.jpg⑥ ポンプ車最後尾手すりに吸管ロープを固定する (もやい結び ⇒ 上の画像をクリック) r0012959.jpg⑦ 吸管スパナで吸水口接続金具(2ヶ所)を確実に締め付けます。 r0013036.jpg⑧ 吸管コックを 『開』 にします。 r0013059.jpg⑨ 液晶モニタで各コックの開閉状態を確認します。 ※ 使用する吸水コックのみ点灯していることを確認する。液晶モニタが消灯している時は、画面を触ることでモニタ画面が表示されます。 r0013060.jpg⑩ 全てのドレンバルブが閉まっていることを確認します。 r0013003.jpg⑪ 吐水口にホースを連結し延長します。

 
揚水準備

  • (下記画像はスライドショーになっています。 緑枠内の⇒をクリック(orタップ)して下さい。)
 
r0012641.jpg r0013029.jpg① 運転席ハンドル右下部にある P.T.Oスイッチを 『ON』 にします。 r0013030.jpg② 運転席速度メータ表示左に 『PTO』 表示が点灯していることを確認。(P.T.OがONになっていれば、作動音(カラカラカラ…)がします。) r0013044.jpg③ 液晶モニタのスロットル位置が 『Min(アイドリング状態)』 であることを確認します。 r0013059.jpg④ 真空ポンプ作動スイッチを押します。 r0013059.jpg⑤ 揚水完了後、『揚水』 表示灯が消えることがあります。エンジン回転数を上げると、ポンプ圧が上昇し、再び 『揚水』 表示灯が点灯し、揚水が完了していることが確認できます。◆ 揚水完了後、待機する場合は、スロットルダイアルを 0.15MPa まで上昇させ、『揚水』表示灯をが点灯したままの状態で待機して下さい。 r0013062.jpg⑥ 冷却水バルブを 『開』 にします。 ※ 揚水後、スロットルダイアルでエンジン回転数を上げていく時、冷却水バルブが閉まっていると、警告音が鳴ります。 ※※ P.T.Oの冷却水ドレンが常時排出されていることを確認して下さい。
 

(参考) e-モニタの表示

  1. 液晶モニタの【真空】表示灯が点灯
  2. e-モニタの真空ポンプ作動ランプ点滅
  3. 自動的に真空ポンプクラッチが入り、エンジン回転数が上昇
  4. 揚水が完了すると、自動的に真空ポンプは停止
  5. 液晶モニタの【揚水】表示灯が点灯
  6. e-モニタの真空ポンプ作動ランプ点灯
  7. 液晶モニタの【真空】表示灯は消灯
  8. エンジン回転数はアイドリング状態に戻ります

 
 
放水操作

  • (下記画像はスライドショーになっています。 緑枠内の⇒をクリック(orタップ)して下さい。)
  
r0012658.jpg r0013003.jpg① 吐水コックを 『開』 にします。 r0013059.jpg② スロットルダイアルでエンジン回転数を徐々に上げ、放水圧力を調整します。 r0013059.jpg③ e-モニタ上の圧力計や連成計を確認し、ポンプ運転に異常がないか確認します。 ※ 揚水完了後、待機する場合は、スロットルダイアルを 0.15MPaまで上げ、【揚水】 表示灯を点灯させた状態で待機して下さい。 r0013059.jpg④ 放水完了後、スロットルダイアルでエンジン回転数をアイドリング状態まで下げます。 r0013036.jpg⑤ 吐水コックを 『閉』 にします。
 

終了準備

  • (下記画像はスライドショーになっています。 緑枠内の⇒をクリック(orタップ)して下さい。)
  
r0012662.jpg r0013029.jpg① P.T.O スイッチを 『OFF』 にします。 r0013041.jpg② キャブ内のe-モニタメインスイッチを 『OFF』 にします。 r0013100.jpg③ 吸管、吐水ホースおよびその他の器具を収納します。 r0013060.jpg④ 各ドレンバルブ、コック類を 『開』 にして、配管内の水をすべて排水します。 ※ 走行により効果的な排水ができます。 r0013103.jpg⑤ 車輪止めを外します。 r0013036.jpg⑥ 帰還後、各ドレンバルブ、コック類を 『閉』 にします。 dsc_0114.jpg⑦ 必要に応じて、ボディ、金具、配管内の洗浄および砂抜きを行います。 ※ 海水による放水操作を行った場合は、必ずすべての配管内の洗浄を行うこと。 dsc_0124.jpg

 
 

◆ 有圧水利を利用する場合

~ 消火栓から吸水 ~

  • 下記動画は可搬式ポンプでの説明ですが、ポンプ車でも操作は同じです。 
  • 無圧水利のような吸水(揚水)操作は必要ありません。